「LOST」「クローバーフィールド」などでおなじみ、JJ・エイブラムス監督、スティーブン・スピルバーグ製作の最新作「スーパー8」一足お先に観てきました。ちなみにスーパー8というのは家庭用カメラの名称です。
昔懐かしい風合いと言うか、80年代のスピルバーグ映画を子供のころに見て、「うわぁー!」って感動した頃の気持ちを思い出させてくれる、すごくいい映画でした。上映時間も2時間にまとまっているので、編集で落としたことで説明不足なとこや、ツッコミどころも沢山あるんですが、映画ってこういうもんだよなという原体験を思い出させてくれました。JJ自身も明確にしているように「ET」「未知との遭遇」「グーニーズ」などへのオマージュ的な作品でもあります。
舞台は1979年で、劇中でテレビではスリーマイル島の原発事故の模様が流れていたり、空軍が危険地帯から市民を非難させたりというシーンもあり、震災を経験した我々には、期せずしてグッと引き込まれる要素も多くありました。
物語の中心は子供たちの映画サークル。JJの子供時代もおそらくこんな感じで集まって映画を撮っていたんでしょう。「ET」公開が82年で、この映画が79年を舞台にしていますから、JJはあの頃の自分に向けた映画を、大人になって大好きなスピルバーグの製作で撮ったんだと思います。この記事を読むと、その片鱗がううかがえて、より楽しめます。
「SOMEWHERE」に出ていたエル・ファニングがキュートでした。是非!
「スーパー8」 6/24公開
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