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BRUTUS796号ロンドン特集ノススメ

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こちら現在発売中のBRUTUS796号ロンドン特集を持って、
ロンドンに来ています。




今回のロンドン出張の出発日が、まるで図ったかのようにこの号の発売日で、
しかも、発つ前にお会いした副編の田島さんから直々に頂戴したので
というわけではなく、すこぶる使える素晴らしい一冊なので、
特集記事にはまったく関わっていないのですが(※いつもの美女連載は書いてます!)、
この場をお借りし、宣伝です。
だって本当にいいんだもん。

取材や撮影、ミーティングなど、仕事以外の時間はいつ何時も、
このBRUTUS796号をクラッチバッグの如く持ち歩き、
そして、至極忠実に、
ロンドンを見る、買う、食べる(※今号タイトルから引用)しているので、
少しご紹介を。


まず、こちら



特集の見開きP.26.27の予約が取れないお店『The Clove Club』。
もう一人の副編、杉江さんも絶賛のお店です(が、やっぱり予約は取れなかったのでせめて外観だけでも!)。



そして、こちらはP.81のペルー料理のお店『Andina』。



もちろんおすすめは、本誌掲載のキノアとアマランサスのポリッジ(詳しくは本誌へ)
ですが、コールドプレスジュースやグリーンスムージーなど、
旬でヘルシーなメニューが充実していて、個人的に相当タイプでした。




※左手前にいるのは、同行したゆきえちゃん(白い肌とアニ声と鋭い眼球が特徴)です。



そしてこちらが、同じくP.81掲載の『Cereal Killer Cafe』。



シリアルのイメージを一新するダークでジャンクな雰囲気は、
太陽の光が苦手で、世界をななめに見てる人におすすめ。





ロンドンはごはんが美味しくないと思っている人(わたしもそうでした)へお知らせです。
その情報はすでに過去のデータです。
今すぐこのBRUTUS796号で大至急ロンドンをアップデートしてください。









ちなみにこちらは、P.110『Ace Hotel』にあった証明写真ボックス。
ゆきえちゃんに、「バッファロー’66みたいに撮ろうよ」って言ったら
ふつうに却下されました。




で、こちらはテムズ川をクルージング中にまったく意図せず
P.54のカットと同じアングルで撮っていた18世紀建築の旧王立海軍大学。



すぐ行く予定がなくても永久保存版として一冊、
BRUTUSロンドン特集、ぜひ。おすすめです。


すてきなコーヒー屋さんを見つけたので

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月に一度、出張で広島県の福山市に行くのですが、


すてきなコーヒー屋さんを見つけたので、


恐ろしく久しぶりに、しれっとブログを更新してみました。






こちらがそのコーヒー屋さん。


Forever Coffee Marketです。



福山駅をお城とは反対側の出口から出て直進。


ローソンの手前の角を右折したブロックの角にあって、


駅近なのに路地裏の目立たないところにあるのも、これまたよくって。


駅からは徒歩3分程度といったところでしょうか。



福山は東京から新幹線で3時間29分。なので、


駅から徒歩分をプラスしても、東京から3時間と32分で行けますね。







ケーキもクッキーもすべてお店で手作りしているそうです。


どれもおいしそうだし、何よりかわいい♡


わたしは新幹線に乗る前だったので
テイクアウトでほんのちょっと立ち寄っただけなのですが、


お店の中も落ち着いていてとてもいい雰囲気でした。



次回は本でも持っていってゆっくりしたいなあと、


密かに企んでいる次第です。



みなさんも福山市にお立ち寄りの際は、ぜひ。



福山市は、日曜夜9時から放送中のTBS系ドラマ
『流星ワゴン』のロケ地だったり、


何かといまアツい場所なので、また追って諸々お知らせできたらなあと、


思っております。



OPENING CEREMONY OMOTESANDO 1ST ANNIVERSARY BIRTHDAY PARTY

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にて、



高木康行さんに撮ってもらいました。


でもって、わたくしごとで恐縮ですが、

髪を20cmほど切りました。





うつつをぬかす

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山種美術館『Kawaii 日本美術』

から、



江戸東京博物館『大浮世絵展』

を観て回り、

実によかったので、ひとこと。

『Kawaii 日本美術』は

若冲の樹花鳥獣図屏風を目前に観れるという

その価値だけでも十分魅力的なわけですが、

(※正確にはガラス越し。絵に吸い込まれるように、向こうの世界と現実を阻むガラスにおでこをぶつけそうになるので要注意。実際にたくさんの大人が、ゴンゴン音を立て激突していました)

本当に素直に「かわいい!」がいっぱいで、

今でいうコスメパレットにあたる

江戸時代の紅板とか、もう

絵以外にもぎゅんぎゅん心揺さぶられる展示がいっぱいなのです。

展示数でいうと、正直ちょっと物足りなさは否めませんが、

ゆっくり難しいことを考えずに観るにはちょうどいいかなと思いました。

江戸東京博物館『大浮世絵展』は、もう

その圧倒的な展示数だけみても見応えは十分なわけですが、

作品と共に、時代を流れるように観賞できる展示はとても見やすく、

その一点一点に、

うっとりしたり、はっとしたり、思わず笑っちゃったり。

師宣、歌麿、写楽、北斎、広重、国芳と、

浮世絵師のビッグネームが並ぶ作品群は、

観るだけで無知蒙昧なわたしでも、

恐ろしいほどに楽しめたわけですが、

特に印象的だったのは、

鈴木春信の雪中相合傘と、

鳥文斎栄之の静玉屋志津加。

あ、それと、

『Kawaii 日本美術』と『大浮世絵展』

それぞれの展示のなかに、作者は別で、

同じく夕顔を描いた作品があって、

それを同時期別会場で見比べられたのもよかったです。

そもそもあの、源氏と夕顔のシーンが素敵ですしね。

あと、

無類の猫好きだったという国芳が描いた

其まゝ地口 猫飼好五十三疋も。

見どころ盛りだくさん過ぎて、もう

全然ひとことじゃまとめられなかった……。

『Kawaii 日本美術』と『大浮世絵展』、

どちらも明日までです。

ぜひに。


兆し

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壺中居さんにいらっしゃった事のない方には、

心理的に入り辛いらしいのですが、

祖父母の家の応接室のような、居心地の良さがあります。




そう書かれたインビテーションを片手に、

まさしくそんな心理状態で、

日本橋のギャラリー壺中居さんへ……、





ミヤケマイさんの個展におじゃましてきました。


作品は無論、

ミヤケマイさんの個展は、

そのタイトルがまた魅惑的でして。


今回は『兆し』て。

インビのテキストもそうだけど、

相変わらず、イケてるなあと。

ぶつぶつ、ひとりごとのように、

春の兆しにのせ、久々にポストしてみた次第です。


ミヤケマイさんの個展は、今週土曜日まで。

ぜひに。