昔から「食は広州にあり」と言われています。なんでも、脚がついていて食べないものは机と椅子だけなんだとか。

広東料理の本場です。でも、この味と匂い、日本人にはあまり合わないのではないかと思う。

何食べても、何となく、煮詰まってるんだよね。おれには合いません。こっちのセブンイレブンには必ずホットスナックコーナーがあり、広東料理の焼き肉串などが売ってますが、この匂いだけでダメ。毎回、スニッカーズだけ買って、逃げるように出てきます。

しかし。これだけは、うまい。本当にうまい。

写真のもの。生ガキにあふれるくらいのニンニクと油をのせて、炭火で焼き、殻が熱くてさわれないくらいの状態で食します。最初に食べたとき、感動して「うまい！」を連発してたら、中国人にうるさい！と言われた。（お前らだけには言われたくないよ。。。）

ちなみに、こんなふうにして出てきます。



これで二人前。大勢で行った時の食後は、牡蠣の殻だけで５０〜６０個くらい積まれて、壮観。

毎回これを食べ終わった時には、頭の中でアンルイスのWOMANの冒頭、「♩兵どもが夢の後だね〜」が流れます。

この店、お粥も名物で、いつもたのむのは、小さいカニが入っているもの。これも、マジでうまい。



ついでに市場の風景も。スーパーもありますが、こっちの人は食材を市場に買いにいく方がポピュラー。





前にローカルの料理屋に行った時の事。鶏肉料理をたのんだら、店の裏に連れて行かれ、たくさんいるニワトリの中から、選べと。どれがうまそうなのか分からず、大きめの個体を選びました。

うまかったけどね。

人間って、消費のキングだよなぁ。