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Grammy雑感(Macklemore & Ryan Lewisについて)

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ふたを開けてみれば

Daft Punk祭りに終わった今年のグラミーでしたが、

実は個人的に1番注目していたのは、

Macklemore & Ryan Lewisの「Same Love」が、

Song of the Yearに選ばれるかどうかでした。




知らない方のためにまずは曲を。



この曲は、未だマッチョ思想が幅をきかせ、

ゲイ差別の続くHIP HOPシーン。

そして未だ根強い保守層による同性愛差別を、

公然と批判し、大きな愛を謳った、

21世紀音楽史に残るであろう素晴らしいラブソングです。




つまり、自由の国であると同時に、

不自由の国でもあるアメリカで、

この曲がその年のナンバーワンソングに選ばれると言うことは、

LGBT、全ての愛すべき人達へ、

とてつもない勇気と希望を与えると言う事なのです。




残念ながらSong of the YearはLordeの手に渡り、

この曲が選ばれることはありませんでした。




しかし、

クイーンラティファのMCに合わせ、

34組の同性カップルが愛を誓い合い、

そしてアイコン、マドンナまでが登場するパフォーマンスは、

大きな意味を持って全世界に向けて配信されたはずです。




もし、この曲の意味を知らずにいた方がいれば、

歌詞やこの曲が生まれた背景を踏まえ、

改めてグラミーのパフォーマンス動画をチェックしてみてはいかがでしょうか?




Daft Punkの話題に隠れてしまうには、

あまりに惜しい動画なのです。





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