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Golden Globe Awards 2015
ウェス・アンダーソンが「グランド・ブダペスト・ホテル」で、コメディ/ミュージカル部門 作品賞を受賞したのにびっくりした今年のゴールデン・グローブ賞。
「6才のボクが、大人になるまで。」(原題: Boyhood)が作品賞と監督賞というのもビックリ。リチャード・リンクレイター監督、おめでとうございます。
過去にウディ・アレンなども受賞している特別賞「セシル・B・デミル賞」は、ジョージ・クルーニーに。件のソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントへのサイバーテロ攻撃で、真っ先に映画公開中止へ異議申し立てをしていたのも彼です。何かと、ハリウッドの良心と底力を感じる今年のアワードでした。
ジョージ・クルーニー出演作のダイジェスト映像を見ていて、ふと彼の脚本&監督作「 」を思いだした。1950年代のアメリカを舞台に、実在したニュースキャスターであるエドワード・R・マローとCBSの番組スタッフが、真実の報道のために「マッカーシズム(共産主義廃絶のための言葉狩り)」に立ち向かう姿を描いたノンフィクションドラマ。やたらタバコを吸うシーンが多い(「風立ちぬ」もそうだけど)渋い傑作です。ウォーレン・ベイティの「REDS」といい、商業的に成功している名優が監督した作品が反体制的でリベラルなのは面白いですね。
source: AXN/第72回ゴールデン・グローブ賞 / NY DAILY NEWS
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