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ジャケ買い

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その昔、
レコード屋で
試聴ってさせてもらえなかったんですよね
(今は、景気も悪いんで?そんな事ないです)。
だから、
駆け出しのDJだった僕は、
ジャケ買いせざるを得なかった訳です。

「このジャケは
絶対ヤバい曲が入っているに違いない!」
みたいな(笑)。

勿論、
当る事もあれば、
ハズす事もあり・・・。

レーベル買いや
プロデューサー買いもするんですが、
ジャケ買いって
楽しいんですよね。

だってジャケが格好いいから
最悪、内容が悪くても
目の肥やし(この字面いつも思うけど酷いね)
になるから(笑)。

そのせいか、
本を買う時も
ジャケ買いしちゃうんですよね。

音と違って
その場で中身をチェックできるのに
表紙が格好いいという理由で
即買い。

読まずに放置して
時々
ジャケ?を見て
一人で満足していたりします。

今回は
そんなジャケ買いした
書籍の中から
お気に入りを紹介したいと思います。

まずは、
アルベルト・モラヴィアの
『倦怠』。



買って10年以上経つのに、
まだ読んでません(苦笑)。
ちなみに、
装丁は、
田中一光氏。
どおりでイケてる筈です。

もう一冊も
モラヴィア。



これ、
ゴダールが
ブリジット・バルドーで撮った
映画の原作です。

僕の好きなジャズ系にも
渋いのがあります。
例えば、
相倉久人著
『現代ジャズの視点』は、
クール&モダン。



フランシス・ニュートンの
『抗議としてのジャズ』も
ストイックにして抽象的でイイ。



ブラック系の書籍には
インパクトの強いジャケが多く、
サブ・タイトルが強烈な
『傷だらけの黒人』は
ジャズを感じさせるデザインだし、



アフロ・アメリカンのスラング辞書、
『Black Slang』に至っては、
まるでレコード・ジャケットのよう
(これ、日本語訳出したいんですよね)。



そういう意味では、
トム・ウルフの
『クール・クール・LSD交感テスト』も
サイケデリックで
あの頃の音楽が聴こえてきそう・・・。



そんなジャケ買い大好きな僕だから、
当然の事ながら
自分が書籍を出版した時も
表紙のデザインにはこだわりました。
処女作、『DJ選曲術』。



そして2冊目の
『クラブ・ジャズ入門』。
共に装丁は、MOSS DESIGNの澤田幸。



著者なのにこんな事言っちゃ何ですが、
これ見てデザインが気に入った人。
是非、ジャケ買いして下さい!


ウディ・アレン

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僕、実は、
リアル・タイムでウディ・アレンは
チェックしてなかったんです。

子供の頃は、
ハリソン・フォードや
松田優作が好きだったから、
冴えないおっちゃん(笑)に
憧れなかったし、
彼が主役の映画なんて
誰がみるんだろうなー
なんて風に思ってました(謝)。

僕、
基本ドラマ系の映画を観るんですが、
何気にSF好きなんで
『スリーパー』から入ったんですが、



この作品で
面白いおっちゃんに
僕の中で
位置付けが変わりました。

ここ5年位ですかね。
ハマり出したのは。
40越えてからの
遅れて来た
ウディ・アレン・フォロワー。

可笑しくて悲しい映画撮らせたら
天下一品ですよね。



衰えぬ創作意欲はリスペクト!毎年1本撮ってません?



何でも
好きな女優と仕事したいのが
彼のモチベーションだとか?
判ります。その気持ち。

誰がしゃべっても
セリフが
ウディ・アレン風なのが
ちょっと気になるんですが
(そこは村上春樹っぽいなぁ)、
ま、
それも彼の個性って事で
OKにしてます。

今、
最新作上映中ですよね。


ファンの方、
要チェックです!


PIERRE CARDIN

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昨日、事務所の近くにできた
雑貨屋にふらっと立ち寄ってみたんです。
マルジェラの
柄無しマトリョーシカや
トム・フォードの
ベルベットのボウ・タイなど
欲しいものが多々あったのですが、
何と
僕が大好きな
PIERRE CARDINの
カフリンクスを
発見!
まず、
箱がイケてます。

そして中を開けてみると・・・。

あれ、
微妙に
ピンボケしてます?
では、
接写。

どうです?

まるで彫刻のよう。

驚く程安かったので
お店の人に一桁違うんじないですか?
と訊いてしまいましたw。

そのお店を紹介したくて
領収書を見たんですが、
名前が書いてありませんでした。
蛇崩の交差点から野沢通りを
世田谷方面に向って歩いて1分。
道の左側にある小さなお店です。
本や服。
レコードなんかもありましたよ。

実は僕、
ピエール・カルダンが大好きで、
コレクターとまではいかないものの
ヴィンテージ・ショップや
蚤の市に行くと
ついつい買っちゃうんですよね。
カバンとか

マフラーとか

ネクタイとか

勿論、本も。

後は、
食器、
カトラリー、
クッションのカバーや
スカーフ、
ネックレス、
果ては
女性もののサンダルまでw。

たまに
フリー・マッケットに
出品したりするんですが、
人気がなく
手放す事ができませんw。
ま、
好きだからいいんですけど。

スカーフやネクタイは
Pucciほど高くないし、
サングラスはディオールの
ビンテージの10分の1程で、
カバンなら
ヴィトンの20分の1位の値段で買えるし、
とにかく安い!
ピエール・カルダンが
ライセンスに熱心だったせいか
(だから安いんですけど)
他ブランドに比べると
モノのバリエーションがあって
楽しいんですよね。
これからも
懲りずに
買い続けると思います。


ようやく・・・。

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ようやく観る事ができました!

ゲイリー・オールドマン主演の

『裏切りのサーカス』!!

http://uragiri.gaga.ne.jp/

なんですが、

前の日1時就寝で、その日5時起きだったんで、

睡魔と闘いながらの鑑賞。

そんな状態じゃ話が判らないんですよ・・・。

もう一回観ます。

ただね、入場する時にチケット売り場で

ちらしを貰ったんですが、

裏面に人物相関図が書いてあって、

それを見た瞬間に誰がスパイか一瞬で

判ってしまった・・・。

あれは、見ちゃダメですよ。

配給会社の親切心なんでしょうけど。

原作も読んでみようと思います。



それにしても、ゲイリー・オールドマン

格好良かったなぁ。


愛読誌は女性誌?

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せっかくリルログに参加させて頂いたのに、

いきなり海外出張で更新できず・・・。

申し訳ない。

海外と言えば、毎回楽しみなのは雑誌の購入。

安いですしね。

実は、僕、愛読誌は女性誌なんです。

理由は2つ。

女性のファッションの方がバリエーションがあるし、

色使いや柄モノなんかはメンズよりはるかに進んでるような気が・・・。

それに、やっぱり美しい女性の姿を見る方が楽しいので。

男性モデルを眺めるよりアガるじゃないですか(笑)。

で、今回買って来た雑誌の中からおススメ・ページを紹介します。

まずは仏版VOGUE5月号。

マリオ・テスティーノによる20Pもめちゃくちゃ格好いいんですが、

テリー・リチャードソンによる”GLORIA”が面白いです。

そう、あのカサヴェテス監督作品『GLORIA』へのオマージュ。

これは必見です。



そして、同じVOUGEでもUK版の5月号。

こちらは、ダントツでマリオ・テスティーノが手掛けた

ファンション・ページが素晴らしい。

スタイリストは誰なんだろう?

80′sにアフリカンにノーマッドにスポーツが

ミックスされたカラー&柄クラッシュは圧巻。



最後は、ELLEのUK版。

普段、あまりELLEのUK版は買わないんですが、

今回、知らなかったカメラマン(もう既に有名ですよね?)

と出会えたので即購入。

ENRIQUE BADULESCUって人なんですけど、

合計38Pも撮ってて、その全てが抜群。

色合いといい、質感といいオリジナリティーがあります。



70年代ピレリー・カレンダーの現代版っぽい所に惹かれたんですが、

彼には注目して行きたいと思います。

早速、WEBもチェックしてみました。

http://www.enriquebadulescu.com/

という訳で、

投稿の遅れを挽回する為に

お土産替わりの洋雑誌を紹介。

まだ、書店で入手可能かもしれないので、

実際に手に取ってその美しさを堪能してみて下さい!

P.S.

勿論、国内メンズ雑誌はチェックしていますよ。実用的ですからね。