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お世話になっているNHK出版の松島さんから『』を献本頂きました。

テクノロジー雑誌『WIRED』のUS版編集長であり、「ロングテール」や「フリーミアム」といったIT時代のビジネス・キーワードを広めたクリス・アンダーソン氏の最新刊です。

内容をかいつまんで説明すると、21世紀の製造業(ものをつくって、売ること)は、アイデアとラップトップさえあれば誰もが自宅で始められる。冒頭でセックス・ピストルズやガレージ・バンドの話などが引き合いにだされていますが、音楽におけるインディーズ/オルタネイティブのDIY革命と同じことが製造業にも起こり、それこそガレージで活動するメーカーが多数登場する。

たとえば3Dプリンタがあれば、誰でもイメージしたパーツを一瞬で出力して製品ができるし、インターネットのクラウドを活用すれば、資金も労働力も確保することができる。その販売手段もどんどん進化している…これは新たな産業革命だ!..みたいなお話(たぶん。もっと最新のトピックに深く触れていくはずですが!)。

11月9日にはWIRED JAPANにて同氏の来日にあわせたイベント「WIRED CONFERENCE 2012」を開催する模様。とにかくこの手のイノベーションの話が大好きなので(笑)、この週末によく読み込んで予習しておきます。


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