少し前に某法人とおもしろい仕事がありました。
いわゆる事業仕分けでチーム自体までも消滅してしまったプロジェクトですが。
人工衛星のデザイン!
人工衛星をもっと身近にするには!というお題でした。
人工衛星やF1カーなどの突き詰めた環境下のプロダクトは
「1gいや0.1gでも軽くする」為に研究しているわけですが、
その逆のアプローチとは!?という発想からの話しがきっかけでした。
人工衛星のキャラクタライズです。
人工衛星を飛ばす際にはロケットの先端にセットして飛ばします。
宇宙で切り離して軌道に乗せます。
その先端部の人工衛星の格納された姿がタマゴのように見えました。
飛ぶものなのでシンプルに鳥です。
3D CGクリエーターのナカシンジ氏のグラフィックで、
鳥デザインの人工衛星ということでプレゼンテーションしました。
無駄の極みかもしれませんが、
感情移入できるものが宇宙空間にいるというのは
素敵な事ではないかと思いました。
ちなみにこの人工衛星の目的は、最近やっと注目され始めた
日本近海の地底に存在するメタンハイドレートの地下資源探査でした。
またこんな面白い話し来たら嬉しいです。