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エイリアン ディレクターズ・カット版
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「エイリアン ディレクターズ・カット版」が
デジタル・リマスターで劇場で観れるという事で、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズに行ってきました。
言わずもがな、スペースホラーの伝説的傑作。
リドリー・スコット監督の1979年作の作品です。
やはり大スクリーンで観ると、
全く別もの迫力と感動が心を揺さぶります。
見えなかったものが見えたり、
気づいていなかった事などが多くあったりと驚きの連続でした。
とりわけ、音響に関してはやり過ぎだろ!
と思うまでの演出が多々ありました。
というか、常に音の後ろに更なる音がなり続けている印象でした。
ノイズ音、心音、金属音のようなものです。
これは本当に人を不安にさせる事に繋がっているなと思いました。
次回は「エイリアン2完全版」も上映予定なので行きます。
こういう企画は大変嬉しいのでドンドンやって欲しいものです。
(先日までバック・トゥ・ザ・フューチャーも上映していました。)
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初音ミク THE END
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「初音ミク」による人間不在のオペラ「THE END」を鑑賞。
「死」に関して自問する、ルイ・ヴィトンを身に纏ったミクの旅が始まる。
2012年山口情報芸術センターにて2日間限りの公演が開催された本作。
今回渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われました。
ステージ四面を覆う画面映像と照明、音響を駆使し、
オーケストラや歌手が登場しない「初音ミク」のボーカロイドオペラ。
テーマが荘厳で解釈もそれぞれに違う物になる気がしました。
全編の端々にコントロールされたノイズ音に心酔しながらの時間でした。
僕は音も絵もディティールのみを追っかけてしまうので、
読み取れきれない部分も多分にあったのかなとも思いました。
実はもう少しグロテスクな物を期待している部分もありました。
全編、最先端な表現は圧巻でした。
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Keith Haring Class Ring
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キース・ヘリング、カレッジリング。エンジェルが!
クルリンパ!
ラディアントベビーに!
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KRAFTWERK 2013
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テクノ・ゴッドのクラフトワークの来日公演がありました。
今回はスマートフォンでの撮影はOKということでしたので何枚かアップしました。
(iPhone撮影ですが、今回大きめにアップしています。
このブログは画像クリックで拡大するのでよろしければ。)
ニューヨーク近代美術館MoMAからスタートし、
ドイツのデュッセルドルフのノルトライン・ヴァストハファーレン美術館と
ロンドンのテートギャラリーで行われてきたものです。
なんで日本は美術館でやらないの?などと思いつつ、
3Dグラスが配られ、ステージスクリーンに映し出される3D映像とともに
ライブが展開する夢のような体験。
人工衛星の映像や無数の数字、タイポグラフィが眼前に迫りくると
観客は声を上げざる得ない状況でした。
音と映像の完全なるショーで。言うまでもなく完璧。
あえて超最先端ではない、しかしながら揺るぎない美学で選び抜かれた
コンピューターグラフィックの世界観がまた最高でした。
Radio- Activity(1975年作!)においてのメッセージは今また忘れかけている何かを、
あの場所にいた人は感じたのではないでしょうか。
とにかく終止完璧な空間、時間でした。
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