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FOR MEN
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ついに発売されました。
Hanako FOR MEN vol.7
六本木とカレーのおいしいBARと大人個室の可愛い子ちゃん担当しました。
手にとってもらえたらうれしいです。
金曜の夜が待ち遠しくなる、そんな特集になってます!
(編集/小倉)
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焦らし上手なシュガーベイブ
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グリソゴノの発表会にいってきました。
じゃん。新作時計“シュガー”です。
こちら、実は昨年のバーゼルワールドで発表されたものなのですが、
パヴェのセッティングだけで、文字盤に35時間、ケースで48時間と、
一点一点の制作に相当な時間を有するため、
満を持してこのタイミングでの発売とあいなりました。
来月に今年のバーゼルワールドが開催されることを考えると、
なかなかの焦れったさ。
もう、ずっと待ってたんだからね。
(ちなみに、今年の新作はすでに制作がはじまっていて、デリバリーはすぐ開始されるとのこと)。
ケースを囲むようにセッティングされた石。なんと揺れ動きます。
見えないケースバックまで、パヴェ。
文字盤、ケース、クラスプ、もうすべてがパヴェです。
繊細で巧妙な職人の技が光りますね。
贅沢。
ところで、気になるお値段ですが、
こちらエメラルドで、なんと、
税込20,265,000円。
焦らし上手なシュガーベイブ、
そう簡単には手に入らなそうです。
スイスのジュエリーブランド、グリソゴノは、
ライターをはじめて最初にお世話になったブランドで、
個人的に特別な存在だったりします。
グリソゴノの商品のデザインはすべて、CEO兼クリエイティブディレクターのファワズ・グルオジ氏によるもの。
今回の新作“シュガー”は、女性がコーヒーに角砂糖を入れている姿からアイデアを得たんだとか。
デザインは、デッサンせずにすべて口頭で、職人さんにイメージを伝えているそうです。
なんて大胆。
で、こちら、
同じくグルオジ氏デザインのエメラルドのリング。
10.52ctです。
つけてもらってご機嫌。
ゆえの思わず自撮り。
ちなみにお値段、74,854,500円。
よくイルカには癒し効果があるとか
森林のマイナスイオンにはリラックス効果があるとか言いますが、
ジュエリーも同様に、そういう何か特別な効果があるなって思ったり。
特に女性は、かな。
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花の色は
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染まりにけりな気まぐれに
なんて。
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できないことは、ナイ。ゼッタイ。
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おつかれさまです。
堀川静です。
ジラール・ペルゴの復興支援プロジェクト
『東北マニュファクチュール・エイド』のプレス発表会に行ってきました。
震災からまもなく2年。
未だ被災地の海岸沿いには津波の跡が色濃く残り
原発事故に収束の気配はなく
職や家を失ったまま
避難生活をつづけてるひとは30万人以上。
そんななかでも
支援を乞うのではなく、自分たちの手で復興しようと
新しい取り組みがはじまっていたりします。
例えば、そのひとつが “ものづくり”。
津波により壊滅的な被害を受けた宮城県の牡鹿半島では、その名の通り地元にたくさん生息している牡鹿の角と使わなくなった漁網の補修糸を組み合わせ、漁業の仕事を失った女性たちがピアスやネックレスをつくっています。→OCICA
一方、福島県の会津地方で “ものづくり”しているのは、福島第一原発がある大熊町から避難している女性たち。実は400年の歴史を持つという会津木綿を生地にして、町のアイコンでもあるクマのぬいぐるみをつくっています。→會空×IIE
これはあくまで一例ですが
こんなふうに土地の特性や特産を生かした
“ものづくり”という復興のかたちに、
創業1791年当時から継承している “ものづくり”の精神を重ねたという
スイスの時計ブランド、ジラール・ペルゴが、この活動を世界に伝えたいと
立ち上げたのが『ジラール・ペルゴ東北マニュファクチュール・エイド』。
“ものづくり”されたモノはもちろん、
それをつくる人や現場、背景にあるストーリーも含め
取材し、伝え、アーカイブ
来年にはアワード創設も予定しているのだとか。
すてきです。
震災から2年というこの時期に、
ジラール・ペルゴのようなブランドが
被災地のためにプロジェクトをローンチしてくれるっていうのは、
なんだかとても心づよく、うれしいニュースでありました。
ちなみに、
この “ものづくり”によるモノたちは
代官山蔦屋にて、3月14日まで展示販売されるそうです。
わたしも昨日ちょっとだけ見てきました。かわいかったな。
なんだか凛として、ちょっとたくましくも見えました。
「愛の反対にあるのは憎しみではなく、無関心である」
そんなマザー・テレサの言葉を強く思う、今日この頃。
できることは限られてるかもしれないけど、
何にもできないわけはない、ですからね。
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来福
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静かな海。
福島に来てます。
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