只今渦中(笑)の東京ピストルとのプロジェクトBUNDANです。
駒場東大前の
日本近代文学館の中にそれはあります。
BUNDAN(文壇)の名の通り、
店内にはもの凄い量と種類の本があり、好きな本を手にとって
お茶や食事を楽しむことができる場所です。
そもそも
この文学館には川端康成や谷崎潤一郎らが創立に関わっている
由緒正しい文脈があるので、その館内の一角に自分のデザインを
残せるということは非常に光栄というか恐れ多しというか複雑な気分でした。
そこで、文章を書くように内装のデザインを進めることができないかと考え、
このような床を設計。
一文字一文字、言葉が連なって、文章、そして書物となっていくように
我々も一ピース一ピース木片を貼り連ね、床面とし、そこから空間を作り出しました。
一見タイルを敷き詰めたような不思議なテクスチャーです。
この床の考え方は
今後アップデートをしながら展開させていくつもり。
この床を採用したい店舗や住宅の設計依頼お待ちしております。(笑)
あと、肝心のメニューも
鴎外、芥川、敦など文豪の名前にちなんだコーヒー、向田邦子や村上春樹など、文豪作家が好んだ料理や、小説に登場するメニューを再現しています。
僕のオススメは
森瑶子のヨロン丼。
そして、をいただけて素直に嬉しいです。響いてますね。
みなさまぜひ。
BUNDAN COFFEE & BEER
153-0041
東京都目黒区駒場4-3-55 ( 日本近代文学館内 )
営業時間9:30-16:30
日曜・月曜定休