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bundan
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只今渦中(笑)の東京ピストルとのプロジェクトBUNDANです。
駒場東大前の
日本近代文学館の中にそれはあります。
BUNDAN(文壇)の名の通り、
店内にはもの凄い量と種類の本があり、好きな本を手にとって
お茶や食事を楽しむことができる場所です。
そもそも
この文学館には川端康成や谷崎潤一郎らが創立に関わっている
由緒正しい文脈があるので、その館内の一角に自分のデザインを
残せるということは非常に光栄というか恐れ多しというか複雑な気分でした。
そこで、文章を書くように内装のデザインを進めることができないかと考え、
このような床を設計。
一文字一文字、言葉が連なって、文章、そして書物となっていくように
我々も一ピース一ピース木片を貼り連ね、床面とし、そこから空間を作り出しました。
一見タイルを敷き詰めたような不思議なテクスチャーです。
この床の考え方は
今後アップデートをしながら展開させていくつもり。
この床を採用したい店舗や住宅の設計依頼お待ちしております。(笑)
あと、肝心のメニューも
鴎外、芥川、敦など文豪の名前にちなんだコーヒー、向田邦子や村上春樹など、文豪作家が好んだ料理や、小説に登場するメニューを再現しています。
僕のオススメは
森瑶子のヨロン丼。
そして、をいただけて素直に嬉しいです。響いてますね。
みなさまぜひ。
BUNDAN COFFEE & BEER
153-0041
東京都目黒区駒場4-3-55 ( 日本近代文学館内 )
営業時間9:30-16:30
日曜・月曜定休
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SONGBIRD
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最近よく行っている京都で
よく行っているカフェがあります。
songbird cafe。
インテリアデザイン事務所とショップとカフェが同居する二条城前の秘密のスポット。
そこの豚の生姜焼き定食がもの凄く美味しい。
「songbird porkginger」
どこかで食べたことがあるような、ないような、
頭のどこかで知っていた美味しさを持ったブタの生姜焼き。
このお二方が笑顔で迎えてくれます。
左の徳田さんは、すてきなインテリアやプロダクトのデザインを。
右の徳田さんは、美味しい料理とコーヒーを。
京都に行かれた際はぜひ行ってみてくださいね。
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I am sterdam
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今年の夏に設計を進めていた
オランダはアムステルダムのpapabubbleです。
向こうに3ヶ月ほど
僕も滞在して、毎日現場に行ってはクラフトマンと
打ち合わせをして、アドリブで解体したり壊さなかったりを
繰り返しながら完成を目指した物件です。
そして
この物件では、
目の前がオランダ発世界でも有数のインテリアレーベルdroogの
フラッグショップがあることと
日本人デザイナーが絡んだことの小さな証しとして、
お店の什器はMUJIにスポンサードしてもらいました。
我々が観ると当たり前のMUJIのプロダクトもヨーロッパで観ると
いつもよりも魅力的な存在感を放ちます。
そして
世界でも最大規模の
イタリアの建築デザインサイトdomusでも最近紹介されました。
アムステルダムに行かれる際はぜひ。
papabubble II
staalstraat 16
1011 jl amsterdam
t:
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京都のはなし
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京都で動いていたプロジェクト
「大塚呉服店」がいよいよ来週23日にオープンします。
名前の通り呉服屋の設計をしていました。
築70年の豆腐屋を改築しています。
ブランドディレクションには
中川政七商店の 中川淳、
methodの 山田遊。
そして、私、建築以外にお店のロゴなども
デザインしています。
ものすごく普通のフォントに見えるんですが
実は二つのフォントを重ねて作っているのです。
(着物は重ね着を楽しむ文化ということで、、)
なので、一見ベーシックそうで唯一無二という不思議な強度を持った
ロゴになっています。
あと、
某ビフォーアフターという番組であれば
こういった昔からの行灯照明は
なんということか、家族が集まる食卓のテーブルになってしまったりするんですが、
今回はクリーニングだけ行うという大人な対応で済ませました。
(朝日放送の方、ビフォーアフターの出演依頼お待ちしております。)
レセプションは
22日(木)17時より。
みなさまぜひとも。
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