干しぶどうと殻付きナッツ類。森の小動物と食卓を囲めそうなラインナップ。
かつて古武術の先生を取材させていただいた時の記憶。
取材が終わると20時を回っていた。帰り際、先生から「お腹空いたでしょう?」とお声がけいただきまして。奥からお弟子さんが出してきてくださったのが蒸かした栗とぶどう。先生、結構動いてましたがこれで充分エネルギーは補えるそう。皆で畳みに車座になり、お盆を囲んでのささやかなお食事タイム。栗はお弟子さんが渋皮まで剥いてくださり、ぶどうは皮まで食べちゃった。「なんか仙人みたい」なんて心の中で呟いたつもりが、口を突いて出てました。先生は笑ってらっしゃいましたが。