rirelog

27時間テレビ

permalink

+

めちゃイケチームが担当した
27時間テレビ、無事終わりました。



「ハケ水車」の台本は取っておこうと思います。


2011.7.15 バロンと世界一周楽団

permalink

2

15日、金曜日。青山CAYで
イラストレーター・小池アミイゴ氏企画
『Our Songs』最終夜。
バロンと世界一周楽団ワンマンライヴ。

バロンと世界一周楽団は、去年の夏から1年
観られるかぎりは全部観てきた大好きなバンド。
そのバンドからこの日を最後に
2人メンバーが脱退することに。

ということで、しばらく活動休止に入る前の
すこしメモリアルなステージだったんです。



写真はオフィシャルHPの管理をしている
ワタナベさんからお借りしました。

会場のCAYは満席。パフォーマンスは
いつもの楽しいヤツを、いつも以上の熱で、
なんとも楽しそうに。改めていいバンド。


この日のメンバーは

バロン(Vo、ウクレレ、チャンチキドラム)
ジョーダン・チャン(トランペット、Vo)
八木橋恒治(ギター)
きくちまゆこ(ピアノ、鍵盤ハーモニカ、Vo)
田名網大介(ベース)

で、脱退するのはベースの大介くんと
ピアノのきくちさん。



大介くんは「カセットコンロス」という
これまたイカしたバンドにもベースで参加してて、
新しいユニットも動き出すそう。
会うとファンクの話をするのが楽しかった。

http://www.con-los.com/



きくちさんのピアノは、
ベースレスの編成の時はベースのように鳴ったし、
トランペットのジョーダンくんがいない時は
大きく広がるように鳴ったし、
聴いてて多彩で、いつも面白かった。
かと思うとブルージーな演奏もカッコ良くて。
「激烈グッドモーニング」という、相当風変わりな
ピアノ&ヴォーカルのデュオが動き出してるのと、
マジなジャズでも活動してます。

http://ameblo.jp/kikuchimayuko/


このアンサンブルで出せる最高のパフォーマンスには
まだ余裕がありそうだったから楽しみにしてたんだけど、
最高に楽しい演奏は何度も何度も見せてもらいました。
どうもありがとう。

全員が揃って演奏してる映像、
YouTubeにはありそうでなかった。残念。

バロンと世界一周楽団のネクストを
今から楽しみにいています。


曽我部恵一&とんちピクルス

permalink

+

火曜日。青山CAYで
イラストレーター・小池アミイゴ氏企画
『Our Songs』第3夜。
金曜まで6夜連続で楽しげなライヴが
いろいろ観られるそうなんですが、
この日はとりわけ異色な顔合わせ。
曽我部恵一、とんちピクルスの競演ということで、
少しスケジュールを無理して表参道へ。

いい加減な音楽ライターをやってた20代に
曽我部くんには何度も取材させてもらったんですが、
彼がソロになった頃、僕も放送作家に仕事を変えたので、
ステージ観るのは下手すりゃサニーデイの解散ライヴ以来かも。

すげえカッコ良かったです。観に行って良かった。



本番後に写真撮らせてもらったのに
暗くて全然ダメだったんで、いただいたCDの写真を。
左は最新アルバム『PINK』。右が5月の仙台での
ライヴを収めた会場&HP売りCD『SPRING FEVER』。

ギター1本のステージだったんだけど、
声はデカいわ、居様の説得力は凄いわ、
なんか24〜25の時に観たエンケンさんを思い出しました。
いや全然違うんですけど。なんかもうそっち側っていうか。

ソロの曲に交えて何曲かサニーデイの曲もやってて、
「サマーソルジャー」と「週末」がヤバかった。
個人的にとにかく「曽我部恵一という才能」に
ビックリしてた頃の曲なので、
染み込み方がハンパじゃないみたい。
96年当時、この曲聴いた時は本当にビックリしたもの。
全然シャレてなくて、正攻法で、すげえ自信満々で。




2011年の「サマーソルジャー」は
身の丈ピッタリの名曲でした。



競演のとんちピクルスさんも素晴らしかった。

知ったのはついこの前で、例によって
バロンくんを観に行った2月の高円寺のバー。
狭い店内が小太りの中年男性で埋まってたのが
スゲエ印象深いんですが、それはまあ置いといて。
音楽もスゲエ良かったんですよ。


その時買ったCDが見当たらないのでYOU TUBEで1曲。




ウクレレ1本の弾き語りをベースに
昭和歌謡からヒップホップまで、
いろんな音楽を人格一つで
独自の何かにまとめ上げる46歳。
当たりのジェントルな杉作さんみたいな、
ペーソスの凝り固まりのような歌が染みます。
「鍾乳洞の長い旅」っていう曲が好きで、
クールなトリップ感がSDPの「彼方からの手紙」なんかを
思い起こさせます。よかったら聴いてみてください。


『Our Somgs』、15日までやってて
最終日はバロンと世界一周楽団のワンマンライヴです。
お時間あればぜひ!


原田茶飯事と小田晃生

permalink

+

木曜日。田無のカフェで
『原田茶飯事&小田晃生』。

原田茶飯事さんは、この前書きましたが
去年からバロンと世界一周楽団を
追っかけてるうちに知った素敵なミュージシャン。
で、小田晃生さんもまったく同じように
バロンくんを聴きに行った先で知った
これまた素敵なミュージシャン。

左が小田晃生さん、右が茶飯事さんです。



そんな素敵な2人が共演する
素敵なイベントがあるということで、
「田無なおきち」というカフェへ。

田無、まったく初めてだったんですけど、
北口から歩いたマックの角を曲がると、
非常に素敵なカフェがありました。
熟女ピンサロの向かいに。



すみませんが写真はイキフンで。
店内はザッと20人くらい? 
マイクなしの生声、生音で
2人のいい歌をたっぷりと。
この前の茶飯事さん同様、
小田晃生さんのアルバムも愛聴してまして、
ソロ名義で2枚出てます。



左が1st『まるかいてちょん』。歌詞カードの裏に
自宅と思しきアパートでギターを弾いてる小田さんの
写真が載ってて、おそらくはそんな風に、1人で作った作品集。
右が2nd『発明』。バンド編成で、SAKEROCKや
グッドラックヘイワのメンバーがバックアップしてるそうです。

独特の哀感を持った、でも洒落たメロディーと、
柔らかみのある歌声が魅力的。
ためしにひとつ、YOU TUBEを。



小田さんにしても茶飯事さんにしても、
たとえギター1本で歌ってても
その後ろにいろんな音楽の影響が見えて厚みを感じます。
「90年代の日本の音楽」を経て、その先をやってる感じ。

で、そういう良いミュージシャンが
カフェで生音で観れるっていうのも
今の東京なりの厚みを感じます。


スチャダラ2011 オール電化フェア

permalink

2

日曜日。日比谷野音で
『スチャダラ2011 オール電化フェア』。

いやー楽しかったなぁ。楽しさLEVEL7!
心の建屋が吹っ飛びました!



例によって写真はイキフンで。
SDP、電気グルーヴ、TOKYO NO.1 SOULSET、
相対性理論、SAKEROCK、サイプレス上野とロベルト吉野。
DJがクボタタケシ。で、ネゴシックスに麒麟。

メインストリームからはどうやってもあぶれる人の
寄り合いのような。他にない開放感。
スチャダラパーはいろんなカルチャーを結ぶ
相当デカイ結び目だなあと実感。


で、会場限定で売られた新譜『3000』と、
SDP企画、発行の雑誌『余談LEVEL 7』。
どっちもスゲエ濃い! 



『3000』の方は、HELLO WORKSメンバーとのトラック、
田島貴男との共作、石野卓球リミックスやらいろいろ詰まった
全7曲で、砂原良徳マスタリング。おまけトラックも素敵!

『余談…』、ひとまず目についた天久聖一さんと
SDPの対談から読み始めたんですけど、
個人的に『ソーシャルネットワーク』観て
感じてた違和感の出所を、これ以上ないってくらいに
語り尽くしてくれてて膝打ちまくり。
金儲けとクリエーションの境目が曖昧で、
やってる当人、全然クリエーター気取りみたいな。
あると思います!
その他、いちいち書くのが面倒なくらい濃いーの満載で
これはもう読んだ方が身のため! 


そんな充実の物販コーナーでは
『余談…』で大フィーチャーされている根本敬先生の
著作も売ってました。



根本先生も猛暑の中、朦朧とした状態でいらっしゃって、
販売係の人に言われるままにサインをしてくださいました。




特殊な祭りを見守るジャーのように見えました。